うつマッピングはまだやらない その1 個人的にはっとしたこと
どうも。
だいぶお久しぶりの更新になりました…。
さくらもちくんです。
前回は自分のうつの初期段階の経緯をお話させてもらいました。
そして次はそこから少し良くなったお話をしよう!
と、思っていたのですが、
少し形式を変えようと思いました。
その理由は、前回の記事でも触れたほっしーさん(ブログ:https://hr-diary.com/)
の著書
『うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた』(通称:うつマッピング)
をやっと入手、読了できたからです。
いやはや、いい本でした。
うつが落ち着いてきている今の私だからこそ、過去のうつ期の自分を客観的に振り返る材料になりましたし、これからの自分にとっても役に立つ内容が非常に多かったです。
こちらの本では、「うつマッピング」というほっしーさんの手法を経験談も含めて解説されています。
表題の通りで、ほっしーさんがうつの改善を目指して試行した行為を効果と難易度の軸で分けているというものです。
読者が自分自身の「うつマッピング」を出来るようにシートも付属されています。
つまりは、それぞれがうつマッピングをして、それぞれのうつを治すことに役立ててくださいね〜という本、だと思います。
で・す・が!
今回はまだうつマッピングやりません笑
こちらの本を読んで私が感じたことを何回かに分けてお話して、最後にうつマッピングをやろうかな、と思います。
■"MUST"と戦わない
『うつマッピング』の中で、ほっしーさんが『いやな気分よ、さようなら』(著:デビット・D・バーンズ)での「認知のゆがみ」10種類に言及しています。
この内のひとつの項目が、今の私にぴったりというか、はっとさせられるものがありました。
それは、
”すべき思考”
あらゆることに対して、すべき、すべきでないという判断軸を持ち、そうしなければ罰でも受けるかのように思ってしまうこと。(要約)
といった「認知のゆがみ」として解説されています。
すべき、つまりは”MUST”です。
この考え方が強いあまりに、私はうつになったと言っても過言ではないかもしれません。
会社員時代、私は様々な業務を"MUST"と捉える傾向があったのですが(その当時はそんな風に捉えている自覚もないですが)、それらを全て効率よく期限内に処理できるほど、自分自身をマネジメントはできていませんでした。
その罪悪感は拭えないまま、どんどん仕事は溜まっていく。
さらに私は色々な業務の責任者になったり、相談をされることも多い性質でした。
そんな要素も相まって私はパンクしたのだと、今ならわかります。
そして、この思考は比較的うつが落ち着いた今でもまだ私の中にいるのだと、本を読んで気づかされました。
そう、まさにこのブログです。
誰にも宣言はしていませんが、私は当初「一日一記事更新する!」を決め事にしました。自分に対してね。
でもね、ご覧の通り、約一週間でそんなルールはあっさりと破られています笑
前回の更新一週間前ですよ笑
ダメだこりゃ笑
文章もデザインも諸々まだ下の下ですが、これでも自分なりに頑張っていたんです。
ただ、最近は別の仕事が忙しい時でもあり、一日更新できない時がありました。
そこで糸が切れてしまったのでしょう。
その次も、またその次の日も、更新はできませんでした。
そして、そのことがずっと自分の中で引っかかっていました。
私は自分以外のうつ経験者に実際にお会いしたことはまだありませんが、
きっと私のような性質の方は多いのではないでしょうか。
「結局自分で決めたことさえ、ちゃんとできていない」
「毎日ブログを更新する、そうする"べき"なのに、あぁだめだ自分は」
そう思うと、余計にブログに手がつかなくなりました。
でもね、そんな風にゆがめて自分を、自分の行為を見続けても苦しんだけなんですよね。
そんな風に思わせて、気づかせてくれました。
私のうつとほっしーさんのうつは別物だけど、それでもうつ経験者の言葉だと飲み込みやすさがあります。
いつからだろうか、誰から教わったのだろうか。
「自分に厳しく、謙虚に」
そんな思想が自分の中にありました。
古き良き日本的思想というか、なんかこんなのあるじゃないですか。
(最近は薄まっていると思いますが)
私はどうやらそんなの無理みたいです笑
なかなかすぐには変えられないけど、ひとまず今ブログをかけている自分を褒められる自分になろうと思います。
「そんなの甘い、弱い」と誰かの声が聞こえる気がするし、身体の隅っこに同じことを叫ぶ自分がいる気もする。
でもゆっくり、そんな自分とも仲良くなっていこうと思います。
"MUST"に従おうとしていました。
でもできませんでした。
次に戦おうと思いました。
それもうまく行きませんでした。
だから、
ゆっくり仲良くなろうと思います。
抽象的すぎるお話ですみません。
私が自分自身への理解を深められたのは、SNSでたまたま見かけたほっしーさんの言葉だけではなく、うつ期に出会った心理士さんのおかけです。
そこのお話もまたいつか。